投打で躍動してMVPに輝いた侍ジャパンの大谷翔平(28=エンゼルス)が、試合前の声出しに込めた思いについて明かした。
試合前にロッカールームで今大会初の声出し役を務めた。「僕からは一個だけ。憧れるのをやめましょう」。こう切り出すと、次のようにナインに語りかけた。
「ファーストにゴールドシュミットがいたり、センターを見ればマイク・トラウトがいるし、外野にムーキー・ベッツがいたり。野球をやっていたら誰しも聞いたことがあるような選手たちがいると思うんですけど。憧れてしまっては超えられないので。僕らは今日、超えるために、トップになるために来たので。今日1日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう。さあ行こう!」
オールスター軍団である米国代表との戦い。米球界のスーパースターである大谷の言葉は、ナインに大きな勇気を与えたはずだ。
試合後には「僕らは知らず知らずのうち、アメリカの野球に対してかなりリスペクトというか、そういう気持ちを持っている。尊敬のまなざしが弱気な気持ちになることも多々ある中で、今日1日だけはそういう気持ちを忘れて、対等な立場で必ず勝つんだという気持ちをみんなで出したいと思ってました」とメッセージに込めた思いを振り返った。
この声出しは試合中から大反響で、ツイッター上でも「めちゃくちゃ痺れた」などと感動する声が続出していた。












