第5回WBCで3大会ぶりのV奪回を狙う侍ジャパンは4―5と1点を追う「9回無死一、二塁の好機で5番・村上宗隆内野手(23=ヤクルト)の劇的な2点適時二塁打で2点を奪い6―5とサヨナラ勝ち。連覇を成し遂げた2009年大会以来、14年ぶりとなる決勝進出を決めた。
劇的な幕切れの足場を作ったのは9回先頭の大谷翔平(28)だった。
この回から代わったメキシコ守護神・ガイエコスの初球を叩き、二塁打とした。一塁ベースを回る手前で自らヘルメットを投げ捨て到達した二塁ベース上で三塁側の日本ベンチへ向かい「カモーン!」と絶叫。ナインを鼓舞しまだあきらめない姿勢をアピールした。
これを前打席で同点3ランを放っている4番・吉田正尚が四球でつなぎ無死一、二塁となったここまで4打数無安打(3三振)の5番・村上宗隆が打席へ入った。
ここで村上はガイエコスの高めに浮いた151キロストレートをとらえセンターフェンス直撃の適時打。二走・大谷に続き吉田の代走で出場していた切り札・周東が一塁から一気に生還し日本が6―5と逆転に成功。劇的なサヨナラ勝利を収め2009年大会以来となる決勝戦進出を決めた。
大谷は「本当にムネがここまでキツかったと思うんですけど、最後の最後でいいバッティングを見せてくれた。最高の形で明日(アメリカとの決勝戦)を迎えられると思う」と苦しんでいた村上の劇的一打を称えていた。












