遠く離れた仲間と共に――。侍ジャパンが21日のメキシコ戦(ローンデポ・パーク)に6―5で劇的サヨナラ勝利。試合後のベンチでは、ナインが戦列を離れたチームメートに思いを寄せるシーンも見られた。

 4―5で迎えた9回、無死一、二塁から村上が中堅へ値千金のサヨナラ2点適時二塁打を放ち、劇的勝利を演出。この日ここまで4打数無安打と振るわなかった男が、最後の最後で勝利の立役者となった。

 試合後にはチームメートからジャグ丸ごとのウォーターシャワーを浴び、全身ビショ濡れとなった村上。プレッシャーから解放されると「ちょっと寒いです(笑い)」とこの日一番の笑顔を見せた。

 ベンチ内でも心温まるシーンが…。壁に掛けられていた鈴木、栗林のユニホームをスタッフが外すと、これに近藤らナインが笑顔でグータッチし、勝利を報告。無念のケガにより戦列を離れてしまった仲間ともしっかりと喜びを分かち合っていた。