第95回記念選抜高校野球大会の3日目が20日に、甲子園で行われ7年ぶり6度目の出場である海星(長崎)が社(兵庫)に5―1と勝利し、初戦を突破した。
先発登板したのはエース左腕・吉田翔投手(3年)。初回に二死二、三塁のピンチを招くも、焦ることなく冷静に5番・高橋を二飛に打ち取った。このプレーで緊張が和らいだという吉田。四球を出す場面もあったが、要所を締める投球で7回1失点の好投を見せた。
試合後、吉田は「制球定まらずピンチの場面もあったが粘り強く投げられたことが一番良かった」と振り返る。直球が120キロ台と球速がそれほど出ない分、緩急をつけた巧みな投球で社打線を抑えた。「二死から粘られても自分のピッチングを崩さず丁寧に攻めれた結果が最少失点につながった」と胸を張った。
加藤監督はこの勝利に「120点、150点をつけたい。守り抜けた。出来すぎだと思う」と絶賛し笑顔。「社さんが左(投手)を嫌がってるのは感じ取れていたので。ここは粘らなくちゃと。吉田がノースリー(スリーボールノーストライク)やっても、そこから何回も追い込んでくれた。粘りが良かった」と奮闘した吉田をたたえた。














