新日本プロレスの内藤哲也(40)が、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」を脱退したSANADA(35)の今後について語った。「去る者は追わず」のスタンスを貫きつつも、過去にLIJからバレットクラブに移ったEVILと比較すると〝中途半端〟だと一刀両断。タイチらとともに「Just 5 Guys」として活動していくことの不安要素を指摘した。
内藤は17日後楽園大会の「NEW JAPAN CUP」準々決勝でSANADAに敗北。試合後はSANADAがLIJからの脱退を表明し、大きな衝撃が走った。
LIJからの離脱者は2020年7月のEVILに続き2人目。当時と同様に、内藤が出ていく人間を引き留めることはない。「俺自身『一歩踏み出す勇気』という言葉を使ったこともありますし。ガラリと環境を変えるというのは一つの手だと思うし、勇気のいることですからね」と決断を尊重する。
だが、SANADAのスタンスには疑問も感じている。「EVILは何なら180度変えたわけじゃないですか。リスクを負ってハイリターンを求めたのかなと。でも、SANADAに関しては、今のところは中途半端な感じで出ていった感が俺の中ではあるので。同じような行動かもしれないけど、あの出方だったらハイリターンは望めないような気はしますね」
LIJの面々はSANADAから「もうお前らに用はないんだよ」と辛らつな言葉で決別を告げられた。内藤は「でも、後の取材では打って変わって感謝の言葉を残していると…。リング上であれを言ったなら、あのままでいてほしかったし、もし本当に感謝の気持ちがあるんだったら、それをリング上で言うべきであって。すごくどっちつかずな印象ですよ」と斬り捨てる。
さらにSANADA自身が新しいことを始めるのではなく、タイチが1月に結成していた新軍団が受け皿となっていることも不安要素の一つと見ている。ともに全日本プロレス出身の2人には、かねてユニットの垣根を越えた絆があった。
それだけに「いかんせん〝仲のいいところに行ってしまった感〟というか。気が合うから、とりあえずこの横についてみようかみたいな、甘えでそこを選択してしまったのかなと思うので。どれほどの覚悟があったのかは疑問ではあります」とどこまでも手厳しい。
ともあれ直近のシングルで敗れたこと、そして今後は敵対関係であるという事実は揺るがない。「裏切られたうんぬんは関係なく、一人のレスラーとして対戦成績は1勝2敗になってしまったわけですから。次に向かい合う時は、単純にリベンジという意味でSANADAに勝ちたいですね」。
パレハとの別れは、内藤にとっても新たな一歩となる。












