侍ジャパンの悩める主砲・村上宗隆内野手(23=ヤクルト)が一発勝負の準々決勝で蘇った。

 16日のWBC準々決勝・イタリア戦(東京ドーム)に村上は「5番・三塁」でスタメン出場した。

 4番として1次ラウンド4試合14打数2安打(打率1割4分3厘)、7三振と不振のトンネルを脱し切れなかった村上がこの大会初めて打順を下げての出場だった。

 1回二死一、二塁の第1打席は内角ツーシームを見逃し三振、3回二死二塁の第2打席では四球を選び岡本の3ランを呼び込んだ。

 そして、4―2とイタリアに迫られて迎えた5回無死一、二塁の第3打席でついに村上のバットが火を噴いた。

 相手4番手・二トリの初球148キロストレートにコンタクトし打球はセンターオーバーの適時二塁打。二塁から大谷が生還し日本に貴重な追加点が入った。

 WBC23打席目での初タイムリーに二塁ベース上でガッツポーズ、ペッパーミル・パフォーマンスで喜びを表現した村上。この勢いを前打席で3ランを放っている岡本がつなげ左中間へ2点タイムリー。日本が3点を追加し7―2とイタリアを突き放した。