侍ジャパンは16日のWBC準々決勝・イタリア戦に向け、14日に東京ドームで全体練習を行った。先発・大谷翔平(28=エンゼルス)に続いての登板が予想されるダルビッシュ有(36=パドレス)はブルペンで調整を行った。
イタリアは大谷の同僚、Da・フレッチャーらメジャーリーガーが8人揃う難敵。「自分でも少しは見ていますけど、今日からミーティングであると思うので、そこからより深く見ていきたいと思います」とコメントした。
頂点までは残り3戦。負けたら終戦の戦いが続く中で〝ダルの頭脳〟が日本を世界一に導く一助となる。ダルビッシュといえば「野球研究家」としての一面も持っており、あらゆる知識に触れ合い、自らのプラスにしてきた。そのあふれる知識からのアドバイスが、すでに侍ナインに好影響をもたらしている。
それだけではない。今や米球界ではあらゆる点でデータ野球が全盛となっている。これについてはテレビ出演で「変化球を投げられなかった投手が、投げられるようになったり…。僕はつまらない」などと口にしていたが、そこで引き下がるダルビッシュではない。
さらに上を行くべく、昨季はパドレスに所属するアナリストとは別で、独自収集した相手の打者データを主体的に徹底研究。双方向からポジティブに競い合うような形で〝データを作る側〟に回った。パドレスでも「ユウのデータはすごい」と認められており、より磨き上がった分析がチームに提供され、昨季の快進撃に大きく貢献した。
ここからはメジャー選手との対戦も多くなってくる。メジャーの打者を知り尽くしたとも言えるダルビッシュの存在は、メンタル面でも侍ナインに勇気を与えそうだ。












