第5回WBCで3大会ぶりのV奪回を目指す侍ジャパンは9日、東京ドームで1次リーグB組の初戦・中国戦に8―1で勝利し白星発進した。
「3番・投手」で先発出場した大谷翔平投手(28=エンゼルス)が投げては4回49球で1安打無失点5奪三振の好投で勝ち投手になった。
打っても4回一死一、三塁の第3打席で左中間フェンス直撃の2点適時二塁打を放つなど4打数2安打2打点の活躍と投打で侍の勝利に貢献した。
「勝って当たり前」の格下相手に勝ち切る使命を背負い、その難しいミッションを見事成し遂げた二刀流。試合後のヒーローインタビューでは「ちょっと序盤から重たいゲームでしたけど、何とか打線もつながって勝つことができた。また明日以降頑張っていきたい」と試合を振り返った。
まず投手としては「決められた球数の中でゼロで抑えることだけを考えていた。比較的ストライク先行で、どの球種もよかったんじゃないかと思う。また明日は切り替えて打者の方で頑張っていきたいと思う」と大谷にしか言えないセリフでスタンドを盛り上げた。
そして、その期待に応えた4回の2点適時二塁打については「あともう少しでホームランだったので、もうひと伸びできればよかった。その後のチャンスでもう一度打てればベストだった」と打ってなお反省点を口にしていた。
一方で大谷は「相手の中国も素晴らしい野球をやっていて、本当に中盤まで分からないゲームだったと思うので、全員で勝つことができて素晴らしいゲームだった」と相手に敬意を表しながら、意味のある試合に勝てた喜びを語った。
そして10日の日韓戦に向けては「今日の勢いをそのまま試合につなげたい。先発がダルビッシュさんなので何とか援護できるように、ボク自身頑張りたい」とヒーローインタビューで翌日の先発を公表する〝荒業〟。大投手・ダルビッシュにプレッシャーを掛けながら、スタンドのどよめきを呼んでいた。












