【米フロリダ州ジュピター5日(日本時間6日)発】メッツの千賀滉大投手(30)が敵地で行われたカージナルスとのオープン戦に先発で“初登板”した。2回を投げ、1安打1失点、2三振、2四球だった。打者9人に42球でストライクは24球だった。最速は98・6マイル(約158・7キロ)。チームは7―1で勝った。
千賀は「久しぶりに地に足がついていないような状況で『あ、今日は絶対にストライクが入らないな』と思ってマウンドに上がった」と感じて初回のマウンドに上がった。打席は左打者のドノバン。記念すべき初球は97・5マイル(約157キロ)の直球が外角に外れた。フルカウントから四球で歩かせた。続くオニールもフルカウントから四球を与えた。
しかし、慌てなかった。3番は昨季のナ・リーグMVPのゴールドシュミット。3球続けて大きく外れたがカウント3―1からの5球目、97マイル(約156キロ)の直球で遊飛に打ち取ると、4番アレナドは初球にカーブでストライクを取り、3連続ファウルのあとの5球目、97・2マイル(約156・4キロ)真ん中高めの直球でバットを押し込み、伸びのない右飛に仕留める。5番ウォーカーはカウント1―2からの4球目、83・2マイル(約134キロ)のフォークで空振り三振を奪い無失点。
2回は先頭ゴーマンをフルカウントからの7球目、94・6マイル(約152キロ)の外角直球で見逃し三振に仕留め、左打者の7番バールソンは二ゴロ。右打者の8番バレラにカウント1―1からの3球目、肩口から甘く入った80・4マイル(約129キロ)のカーブを左翼席へ運ばれ1点を失うが、9番ウィンはカーブで二飛に打ち取り、この回限りで降板となった。
初登板を終えた千賀は「とにかく今日はマウンドに上がって、元気に終わることが課題だった」と振り返るとピッチクロックへの対応を反省点に挙げた。「10秒を切って、1桁になると焦る自分がいた。打者というより、時計に対して余裕がない自分がいた。投げ終えての感想は、何をしていたんだろうな。とにかく慣れて、自分のリズムで15秒をうまく使えるようにしたい」と語り、「次からはピッチクロックというワードを出さないようにしたい」。
チームの方針か、この日はお化けフォークは「2球だけ」だったという。次回登板は11日(同12日)のナショナルズ戦の予定だ。しっかり対応してくるだろう。












