これぞサプライズだ。巨人・原辰徳監督(64)が沖縄キャンプ最終日の5日、神がかったファンサービスを敢行した。

ファンの少年に打撃指導する原辰徳監督
ファンの少年に打撃指導する原辰徳監督

 この日も午前7時から始まったアーリーワークを視察していた指揮官の目に、ある一人の野球少年の姿が目に留まった。小さな体でリュックを背負い、レプリカユニホームを身にまといながら、室内練習場の外側から中を食い入るように見つめていた。すると、原監督がまさかの行動に出た。

 ちびっ子を室内練習場の中に招き入れてサイン色紙にペンを走らせただけでなく、長野のバットを渡して自らティー打撃をチェック。ただ、リュックをおろしたユニホームの背中には「NAKATA 10」の文字が…。すかさず原監督は練習中だった中田翔内野手(33)を呼び寄せ、その場でサインを書いてもらって電撃プレゼントだ。

中田翔にサインをもらうファンの少年
中田翔にサインをもらうファンの少年

 これだけでも感激だっただろうが、日ごろから「ファンあってのプロ野球」と口にする原監督のサプライズは終わらない。最後はちびっ子を何度も抱っこする〝究極〟のファンサービス。普段からサービス精神旺盛の指揮官でも、ここまでの光景はなかなか見られない。

 原監督は「朝からあれだけきれいにドレスアップされたらね」と満面の笑み。ちびっ子には忘れることのできない、かけがえのない時間になったことは間違いない。