広島は28日、沖縄県沖縄市のコザしんきんスタジアムで春季キャンプを打ち上げた。手締めのあいさつに立ったのは、選手会長で開幕投手の大瀬良大地(31)だ。

 新井監督ら首脳陣、ナインがビジターユニホームを着用する中、一人だけホームユニホームで登場。「(ビジター)ユニホームを忘れてしまって…」と明かした大瀬良だが、即座に機転を利かせてあいさつを考えた。

「僕がスイミーのようにみんなの、カープにとっての目となり、優勝、日本一に向けて引っ張っていく存在であります、あり続けます」

 世界的に知られた絵本「スイミー」の話を今のチームになぞらえた。大瀬良は「スイミーは小さな魚でも束となっていけば、強い大きな魚も追い払えるという意味合いがある物語だと思う。そういった意味でもチームとして合ってるのかなと思う」と話した。

 3月31日の開幕戦(対ヤクルト=神宮)は約1か月後。大瀬良は「正直ぼんやりとしたところもあるが、4年間経験させてもらっている。例年よりも1週間ほど調整できるので、うまく活用しながらいい状態を維持して開幕を迎えたい」と静かに闘志を込めていた。