女子プロレス「スターダム」のワンダー王者・上谷沙弥(26)が、V15戦(3月4日、東京・代々木競技場第二体育館)の挑戦者・葉月と、前哨戦から火花を散らした。
25日の和歌山県立体育館大会で上谷は林下詩美、AZMと組んで、葉月、岩谷麻優、コグマ組と対戦。前哨戦ごとに激しさを増す戦いを繰り広げる王者と葉月は、この日も大乱闘。先発から向き合い、グラウンドで一進一退の攻防を展開した。
中盤では、葉月がクロスフェイスで上谷を締め上げると、上谷は得意のフライングニールキックで反撃。その後、エルボー合戦を制した葉月が岩谷と好連係を繰り出し優勢に持ち込んだ。
残り試合時間30秒のところで、葉月が上谷に垂直落下式ブレーンバスターをさく裂。詩美のアシストで3カウントを免れた上谷だったが、反撃に出ることができず試合終了のゴングが鳴った。試合後、葉月はベルトを奪い、上谷の顔面をヒザで押さえてにらみつけた。
疲労困ぱいの状態でバックステージに現れた上谷は「白いベルトを通して引退を決意する者もいれば、白いベルトが諦められずに葉月のように復帰するヤツもいる」と感慨深い表情を浮かべつつ「この白いベルト、まだまだこんなもんじゃないし、私はまだまだこんなもんじゃない!」と絶叫した。
決着がつかずイラ立ちを見せた王者は「だから…、死ぬ気でぶっ潰しに来いよ!」と葉月に呼びかけ控室へ消えていった。王座戦を制するのはどちらなのか――。













