女子プロレス「スターダム」のワールド王座戦(3月4日、東京・代々木競技場第二体育館)で激突する王者ジュリア(28)と雪妃真矢が、激しい舌戦を繰り広げた。
20日の調印式には両選手が出席。だが、お互いに目も合わせず、ピリピリムード全開だった。先にマイクを握った雪妃が「私は正直、スターダムさんのベルトを巻くことだけがキャリアのテッペンだと思ってなくて。参戦当時はベルト戦線に絡むことは視野にはありませんでした。ですが、ジュリア選手の方から『挑戦しませんか?』と来てくださったわけで」と切り出した。
さらに表情を変えずに「人を傷つけて悲しませて、そこに重ねたキャリアと栄光、それでつかんだ成功、ベルト。それを引っ提げて見下されたら、たまったもんじゃないんですよ。なので、そのジュリア選手の持つ赤いベルトを取ったら少しはこの気も晴れるかなと。過去の嫌な記憶も薄れるかなと思うので、しっかりと取らせていただきます」と続けた。
しばしマイクを握ったまま思考をめぐらせたジュリアは「一つ聞きたいんだけど、なんでロッシー小川も嫌いなの?」と問いただす。17日の後楽園大会で雪妃が「ジュリア選手とロッシー小川が嫌い」と発言していたからだ。
すると雪妃は「当時所属していた団体から引き抜きの一件があった時、裏で糸を引いていたのはロッシー小川じゃないの?」と調印式の立会人を務めたエグゼクティブプロデューサーの小川氏に向ける。
突然、火の粉が振りかかった小川氏は「全く記憶がございません」と、どこかの政治家のように答弁するばかりだった。
改めてジュリアは「私は一つひとつの過去と向き合って、しっかり前を向かなきゃと思っているけど、それでもあんたの顔は一番見たくなかった。なんでかって、思い出したくない過去がたくさんあるから」と強調すると「本当にあんたとは顔も見たくないし、やりたくないけど、これが最後。スターダムから出て行ってもらいます」ときっぱり。遺恨渦巻く一戦となる。












