女子プロレス「スターダム」の葉月(25)がワンダー王座奪取後の青写真を描いている。

 17日の東京・後楽園ホール大会で行われた6人タッグのリーグ戦「トライアングルダービー1」の最終公式戦でコグマ、飯田沙耶と組み、ワンダー王者・上谷沙弥、林下詩美、AZM組と激突。激闘の末、葉月が王者を垂直落下式ブレーンバスターで沈めた。

 王者から勝利をもぎ取った葉月は「今、上谷が最多防衛記録(14回)を持っている白いベルトに挑戦させてください」と表明。すると王者も「タイトルマッチでこの借り返させてもらうよ」とこれに応じ、王座挑戦が決定した。

 葉月はこれまで4度白いベルトに挑戦し、王者と激しく火花を散らしてきたが、惜しくもベルトに手が届かなかった。「ずっとタイミングを見計らって、我慢して我慢して今だと思った」と神妙な面持ちで語った。

 ワンダー王座を絶対に手にしたい理由が、スターダム育ちの葉月にはある。「もともとは団体の象徴で生え抜きのベルトだったから戻したい。でも、今のスターダムは他団体の選手が多くて、生え抜きの挑戦者がいなくなっちゃう」と危機感をあらわにする。「自分がベルトを持ったら、プロレスの楽しさを試合で教えつつ、苦しくてきついスターダムの厳しさを叩きこむ試合をしたい」とキッパリ。

 さらにワールド王者・ジュリアからの赤いベルト戦の相手に名前を挙げられたことについて「ジュリアとは戦わないといけないから、2冠戦もやりたい」と意欲。野望に燃える葉月は止まらない。