機動力野球の復活へ兆しを見せた。広島は19日、DeNAとの練習試合(宜野湾)に3―1で勝利した。初の対外試合で〝初陣〟の新井貴浩監督(46)は「随所にいい内容が見られた。いいスタートだったと思う」と満足そうだった。

 投打がかみ合った。投げては先発・遠藤が3回無失点の好投を見せるなど、5投手で4安打1失点。打線は初回に先頭・秋山が安打で出塁、一死後にデビッドソンが四球を選んで一、二塁とし、マクブルームの先制1号3ランにつなげた。

 また、3盗塁と広島伝統の機動力野球の片りんものぞかせた。指揮官は「意識もすごくできていたと思う。ワンバウンドのスタートであったり『スタートを切るんだ』という姿勢が随所に見られたので、これも良かった」とうれしそうだった。

 かねて新井監督は「盗塁だけではなく、走塁に対する意識を常に高く持つこと。それは足が速い、遅いは関係ない」と言い続けてきており、それがこの日に発揮された形だ。指揮官は「いいことはどんどん続けていきたい」と話した。