WBCの日本代表メンバーに抜擢されたヤクルト・高橋奎二投手(25)が浦添キャンプで奮闘中だ。

 3日はキャンプ中、2度目のブルペンに入ったものの「あ~~~!」と投球に納得がいかないのか、悔しそうな声を何度も上げていた。11月の強化試合から使い続けているWBC球は「意外と真っすぐが操りにくい」ことを明かし「今日は変化球の方が良かったので、変化球攻めであったりとか。そういうのが大事になってくると思う」との対策を考えている。

 高橋自身は「カットボールを有効的に使いたい」と話しているが、チームには「スライダーの神様」と呼ばれる伊藤智仁投手コーチがいる。同コーチは、高橋のスライダーは世界を相手にしても「武器になる」と太鼓判を押す。ただ「WBC球は滑りやすいからね。やっぱりコントロールがどれだけできるか」にかかっていると見ている。

 実際、高橋も「球によって滑りやすかったりとか、しっくりくるなと言うのが本当にわからない」と語っており、この問題をクリアする必要がありそうだ。

 高橋は「とりあえずこのヤクルトでのキャンプでしっかりでき上がった状態で。それ以降、日本代表でもしっかり思い切って投げられるような体作りをしていきたい」。果たして〝スラ神〟のお墨付きをもらった変化球を使いこなし、侍の世界一に貢献することができるか。