ボストン・グローブ(電子版)は吉田正尚外野手(29)が加わったレッドソックス打線に球団OBで2022年に米野球殿堂入りを果たしたデビッド・オルティス氏(47)が不安を持っていると伝えた。

 オルティス氏が抱いている懸念はレッドソックスと今後11年間の契約延長を行ったラファエル・ディバース内野手(26)の前後を誰が打つのかという問題だ。同氏は「もし私が(投手で)彼と対戦するなら、私は彼の前後(の打者)と勝負する。間違いない。彼は今、球界で最も恐れられている打者の一人だからね」と語った。

 現役時代、主に3番に座ったオルティス氏の前後はマニー・ラミレス、ケビン・ユーキリス、ジェイソン・ベイ、ダスティン・ペドロイア、ムーキー・ベッツといった強打者が座った。

 つまり、相手投手がオルティス氏と勝負せざるを得ない打線を組んだように、ディバースの前後にも強打者は必要不可欠だ。しかし、ディバースが3番を打つと想定した場合、現時点では2番も4番も不透明な状況。打線には疑問符が付く。

 2番に吉田が入れば安定しそうだが、期待されているのは1番だ。同電子版は「(吉田は)1番を打つ可能性があるが、メジャーでも高い能力を発揮するための適応(や時間)が必要」と予想するように、吉田が開幕直後から活躍するのは難しそうで、2番は荷が重い。

 FAでジャスティン・ターナー内野手(38)、アダム・デュバル外野手(34)を獲得したが、トレバー・ストーリー内野手(30)はケガで出遅れどころか復帰時期は未定で、万全とは程遠い状態だ。アレックス・コーラ監督(47)は開幕戦にどんなオーダーを組むのか。オルティス氏の不安が払しょくされればいいが…。