巨人の則本昂大投手(35)が21日の中日戦(長野オリンピックスタジアム)に先発し、5回94球を投げ、10安打1失点。移籍後初の白星は手にできなかった。
右腕にとって初上陸となった長野県は気温11度の花冷えで、ベンチ内には季節外れのストーブも設置された。今季3度目の登板で初勝利を狙った則本は、各回で走者を出しながらも、3回まで得点を許さずに粘投した。
だが、4回に連打と四球で2死満塁のピンチを迎える。続く石伊に内角低めの直球を左前打とされ、先制点を与えた。5回は鵜飼に3安打目となるフェンス直撃の二塁打を許しピンチ再来も、後続の村松を三飛に打ち取り、5イニングをなんとか最少失点で締めた。
初先発した2日の中日戦(バンテリン)は7回2失点と力投も援護なく黒星。前回登板の阪神戦(14日、甲子園)も6回無失点と文句なしの好投もリリーフ陣が逆転を許し、白星がお預けになっていた。しかしながらこの日は、移籍後最少イニングで二桁安打を許し、「ランナーを出しながら最低限粘る事はできましたが、カード頭にリズムの悪いピッチングをしてしまった事は反省点です」と悔しさをにじませた。
一方で打っては、プロ14年目の右腕にプロ初安打が飛びだした。3回無死一塁で迎えた第1打席でバントの打球が三塁線をなぞる絶妙な当たりで転がり、三塁ベースに当たった。得点には結びつかなかったもののラッキーな内野安打で、新天地で記念の一打を記録した。












