新日本プロレス27日の千葉・船橋大会で、内藤哲也(40)が海野翔太(25)を完全に〝格下扱い〟した。

 内藤は2月4日札幌大会で海野とのシングルマッチを控えている。この日のメインでは鷹木信悟、SANADA、高橋ヒロム、BUSHIと組んで海野、オカダ・カズチカ、本間朋晃、YOH、田口隆祐組と10人タッグ戦で激突した。

 25日後楽園大会で必殺のデスティーノを決めて海野をKOした内藤は、この日はヒザに狙いを定めて集中砲火を浴びせていく。試合はヒロムが田口をTIME BOMBⅡで沈めて「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」に凱歌。しかし、制御不能男はそれだけでは終わらない。決着後もリングサイドで海野のヒザをジャベで痛めつけて悶絶させた。

 前哨戦でも容赦なく、そして手段を選ばない攻撃で、決戦へ向けて優位を築いている。内藤は「昔、『夢☆勝ちます』って大会があったの知ってる? 俺、好きだったな~。そんな『夢☆勝ちます』が2月4日、北海道立総合体育センター大会で復活するんでしょ? チャレンジマッチとして、ぜひ番狂わせを起こしてくれよ。そもそも2月4日までたどり着けるか、疑問だけどね」とニヤリ。

 若手のチャレンジマッチが行われていた2000年代の年末恒例興行を引き合いに出し、次世代エース候補を挑発していた。