れいわ新選組の舩後靖彦参院議員(65)が27日、参院本会議場で岸田文雄首相(65)の施政方針演説に対する代表質問に立った。憲政史上初となるパソコンによる音声読み上げでの質問が行われた。
れいわを代表して、質問に立った舩後氏には、同僚の木村英子参院議員(57)から「頑張ってください!」のエールが送られ、舩後氏に代わって、パソコンによる音声で質問が読み上げられた。
舩後氏は冒頭「私は難病、筋萎縮性側索硬化症ALの進行により、ノドに人工呼吸器のチューブを差し込み、呼吸をしています。ゆえに声を出すことができません。パソコンを使った電子音声の読み上げで質問を行います」と切り出した。
防衛予算の減額やインボイス制度の中止、また原発の建て替えは容認できないとし、「ロシアのウクライナ侵攻を見ても分かるように安全保障上のリスクでもある。長期的視野で再生エネルギーなどへ注力すべきだ」などと約10分間、訴えた。
これに岸田首相はのらりくらりと防衛費増額の必要性を回答。原発についても「ロシアによるウクライナへの侵略以降、エネルギーの安定供給と脱炭素をいかに両立させるかが重要。30年度の再エネ比率38%に向けて、取り組んでいくが、そのうえで厳しい現状を踏まえ、原子力をはじめ、あらゆる選択肢を活用していくことが必要」とかわした。
代表質問を終え、舩後氏は「哲学者ヤスパースは『我々は途上に立ち続けている』と言いました。私は登壇という形で、障害者として一歩の道を開きました。これは我々、マイノリティーにとって、大いなる道と感じます」とのコメントを発表した。












