〝トラックの女王〟で五輪4大会出場の福士加代子氏(40)が22日、大阪市の関西テレビで「第42回大阪国際女子マラソン」(29日)の取材会に登場した。

 福士氏は2008年の同大会でデビューし、13年と16年の大会を制している。

「大阪は全部経験しました。苦い、痛い、おもしろい、楽しい、全部の感情を経験をさせてもらった。劇的な話になってしまいましたけど、あんなことは初マラソンではないので、皆さんは颯爽と走ってほしい。私はそこからマラソンの挑戦が始まりました。最初からマラソンをやろうと思ってなかったけど、まんまとハマってしまいました」

 今回、高橋尚子氏や渋井陽子氏らと解説を務めることになり、「一般のテレビの一視聴者のような感じで見てるので自然体で。渋井さんがいたり高橋さんがいるので、聞きたいことを聞いて言えれば。叩かれることを恐れずにいきたい」と豪快に笑った。

 今大会から折り返し地点がなくなるなど、スピード化を意識したコース変更が実施される。

 15日に行われた米・ヒューストンマラソンでは、新谷仁美(34=積水化学)が野口みずき氏が05年に樹立した2時間19分12秒に迫る、2時間19分24秒をマークし優勝した。

 福士氏は「男子も大迫(傑)君が出てから、どんどん記録が伸び始めた。(女子も)20分の壁じゃなくて、19分台を出せる感じが出ちゃうと、これからどんどん記録が伸びていくんじゃないかと期待してます。国内でも20分を切るレースを見てみたいです」と楽しみな様子。現役時代のチームメイトの安藤友香(ワコール)はもちろんのこと、佐藤早也伽(積水化学)や上杉真穂(スターツ)の活躍に期待していた。