新日本プロレス22日名古屋大会でKOPW保持者・鷹木信悟(40)との争奪戦に臨むグレート―O―カーンが、自身提案の「異種格闘技マッチ」に秘める思いを明かした。勝てば2月11日大阪大会でのIWGP世界ヘビー級王座(現王者はオカダ・カズチカ)挑戦権も手に入る大一番だが、果たして――。
名古屋決戦のルールはファン投票の結果「異種格闘技マッチ」に決定した。勝敗を決めるのはKO、TKO、タップアウトのみで、道着着用の場合は道着を使用した締め技も有効。場外に転落した場合は即座にリングに押し戻されるランバージャックデスマッチルールも採用される。
しかも勝利すれば、鷹木の持つIWGP世界王座挑戦権も手に入ることになった。大チャンス到来のオーカーンは「べ、別に余が有利なルールだから言ったわけではないぞ? これは新日本のためなんじゃ。時代が進み変わっていくものもある。だが守らなきゃいけないものもあるじゃろ。(旗揚げ)51周年目、リバイバルということで申し込んだんじゃ」と意図を説明。「異種格闘技という新日本プロレスの源流で勝って、対戦カードが変わるというのも昔のプロレスっぽいじゃないか。一寸先はハプニングなんだよ」と、団体創始者・故アントニオ猪木さんの言葉を引用し、うそぶいた。
異種格闘技戦は言わずもがな猪木さんの代名詞。追悼大会となった4日東京ドーム大会ではオカダが「1、2、3、ダーッ!」を叫んだが、オーカーンは「チャンチャラおかしいよ。モノマネだよな、ただの」と断罪する。「別に遺志を継ぐつもりもないが、猪木のやってきた本質を今の時代に見せることができるのは、いろいろな格闘技を支配してきた余しかおらんのが現実じゃろうな。異種格闘技を経てプロレスの王者になるなんていいシンデレラストーリーじゃないか」と豪語した。
逆に自身のバックボーンを最大限に生かせる同ルールで負けた場合は、「勝負の時の運」という言葉で済まないことになり、ただでさえ希薄な存在意義が消滅しかねない。だがオーカーンは「出る前に負けること考えるバカがいるかよ!」と一喝。「余が51年目から真の新日本プロレスを見せてやる。世代交代はもう始まってるんだよ! そんなに怖いか? 『新時代』が!!」と、世界中全部変えてしまおうとしていた。












