〝オカダを倒した男〟が本領発揮だ。今週のWWE・ロウ(オハイオ州シンシナティ)で、新日本プロレスで「JONAH(ジョナ)」として活躍したブロンソン・リード(34)が戸澤陽(37)を圧殺した。
戸澤が勝てば、30人参加時間差バトルロイヤルのロイヤル・ランブル(RR)戦(28日=日本時間29日、テキサス州サンアントニオ)に出場ができるはずだったが、試合は序盤から一方的な展開に。体格で戸澤をはるかに上回るリードは、コーナーへの体当たりで押しつぶし、「何も手にできないぞ! トザワ!」と罵倒。強烈なボディースラムから、回転アタックのスチームローラーを見舞うと、不気味な笑みを浮かべた。
それでも戸澤は、スピンキックからジャンピングキックで必死の反撃。フランケンシュタイナーでリードの巨体を吹っ飛ばしてスライディングキック、トぺを浴びせ、雄たけびを上げた。
だがリードは、エプロンを走ってきた戸澤をキャッチ。怪力でそのまま場外バリゲードに叩きつけた。さらにはエプロンを走ってショルダーアタックで吹っ飛ばすと、戸澤は虫の息に…。最後はリングに戸澤を放り込み、必殺技「Tsunami」(ダイビングボディープレス)で粉砕。完璧な3カウントを奪って圧勝した。
昨夏の新日本・G1クライマックスでは、日本のエースで現IWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカから大金星を挙げ、世界中のプロレスファンを驚かせた。10月にオカダに雪辱されたが、昨年末にWWEに電撃復帰。ロウのリングで、改めてその驚異のパワーを証明した。
RR戦の覇者は、世界最大のプロレスの祭典「レッスルマニア39」(4月1、2日、カリフォルニア州イングルウッド)で、最高峰王座(現WWE&ユニバーサル統一王者はローマン・レインズ)に挑戦できる。男子RR戦にはセス・ロリンズ、ボビー・ラシュリー、レイ・ミステリオ、グンターら強豪の参戦が決まる中、負傷で欠場していた〝アメリカン・ナイトメア〟コーディ・ローデスの出場も決定した。
リードの出場はまだ発表されていないが、RR戦のリングに立てば〝台風の目〟になれる可能性がある。祭典へ向けて、〝オカダを倒した男〟が嵐を巻き起こしそうだ。












