これが世界女王の演技だ。世界ユニバーシティー冬季大会(14日=日本時間15日・米レークプラシッド)、女子ショートプログラム(SP)が行われ、坂本花織(22=シスメックス)が78・40点で首位発進した。

 異例の2番滑走でも関係なかった。冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を成功させると、、3回転ルッツ、3回転フリップ―トーループの連続ジャンプも着氷。スピンとステップも最高のレベル4でまとめ、国際スケート連盟(ISU)非公認ながらも、今季自己ベストをたたき出した。

 今季はモチベーションの低下に苦しみながらも、昨年12月の全日本選手権で優勝。2023年になっても、4日にアイスショー、6日には日本学生氷上選手権(インカレ)に出場するなど、ハードスケジュールをこなしながら、3月の世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)に向けて感覚を合わせている。全日本選手権後には「最高の状態で迎えられるように準備したい」と語っていた坂本。日本女子初の連覇へ、着々と準備を進めている。