日本陸連の高岡寿成強化委員会シニアディレクター(52)は、若き力とベテランの融合に期待を寄せている。

 10日にオンライン上で行われた全国都道府県対抗女子駅伝(15日、たけびしスタジアム京都発着=9区間42・195キロ)の記者会見では、前回大会の1区で区間賞を獲得した石川の五島莉乃(資生堂)と同区2位の田中希実(豊田自動織機)が昨年7月の世界選手権に出場したことを引き合いに「都道府県対抗女子駅伝の出場経験者が大きな存在感を発揮してくれた」と意義を強調した。

 都道府県対抗女子駅伝は、中学生から社会人までの幅広い世代のランナーが故郷の思いを胸にタスキをつなげる。「社会人や大学生ランナーのみなさんには、中高生ランナーの見本となるような走りでチームを引っ張っていだきたい」と愛のムチを送りつつ、若き選手にも「中高生のみなさんは世界の舞台で活躍する故郷の先輩とチームを組み、ともに戦う刺激を受け、自分の将来の大きな励みにしてほしい」とエールを送った。

 41回目を迎える歴史あるレースで、新たなスターの誕生はあるのだろうか。