ヤクルトで2022年に大飛躍した若手と言えば長岡秀樹内野手(21)だ。優勝チームでの遊撃手を務め、新型コロナウイルスの陽性判定を受けて離脱した時期を除き139試合に出場。打率2割4分1厘ながら9本塁打、48打点と勝負強い打撃を見せた。高津監督が「僕のヒット作」とたたえるほどだった若ツバメは、22年にどんなことを思い、23年はどんな未来を描いているのか。

 ――22年を振り返ると

 長岡 充実した1年だったなとは思います。

 ――契約更改では22年は勝負の1年だと思っていたと。なぜか

 長岡 もう3年目ですし、ちょっとあせっていた気持ちもあったので。今年どうにかしてレギュラーを取るために、大事な1年になるかなと思ったんで。

 ――高卒3年目だったが

 長岡 2年間、ずっとファーム(二軍)で試合してて、3年間もずっとファームで試合してたらちょっとダメだなと自分では思ってたんで。何とか22年は一軍に食らいつきたいなと思ってたんで。

 ――打撃は満足してないと。具体的にどこか

 長岡 打率ですかね。

 ――自分の中では低い

 長岡 はい。僕の場合は四球が少ない方なので。安打数を稼がないと、率は上がらない選手なので。どうやって安打するかっていうのは常に考えてました。

 ――飛躍の要因は1年目の二軍時代から見てくれている大松コーチだと。どんなことか

 長岡 言葉は難しいんですけど(プロ)1年目から「受け身になるな」とは。

 ――具体的には

 長岡 大松コーチも(ロッテで)レギュラーを取った年に打率がもっとほしくて、四球を狙いにいったら、打率が急激に落ちたらしいんですよ。自分から受け身になっちゃって。僕もシーズン中、打率が気になって振れない時もあったりしたんで。そこで「俺も若い時は打率求めて振れなかったら、逆に打率落ちてったから」っていう話はしていただきました。

 ――ゴールデン・グラブ賞を獲得。守備で参考にしていた選手は

 長岡(西武の)源田さんですね。

 ――源田のどこを

 長岡 やっぱりグラブさばきだったり、足の運び方だったり、普通のショートと比べてもほんとにちょっと抜けてるなってのは思うので。

 ――23年の目標は

 長岡 143試合フルで出場したいです。(それを)するためには結果残さないといけないと思いますし、そこはこだわって頑張りたいなと思います。