指揮官の采配が的中だ。第99回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の往路が2日に行われ、中大は5時間23分40秒で2位に入った。
プラン通りの展開だった。藤原正和監督は「(各校が)1区にある程度いい選手を持ってくるだろうと。いい選手がそろうとけん制するので、2区からよーいドンになる。2区にエースを持ってこないと出遅れてしまう」と読み、前回大会1区区間賞の吉居大和(3年)を花の2区に起用。駒大の田沢廉(4年)、青学大の近藤幸太郎(4年)など、学生屈指の実力者がひしめき合う中で、区間賞を獲得して首位に躍り出た。
3区には中野翔太(3年)を抜てき。「2区で多少開いた差を3区で追いつけない差をしよう」と藤原監督から声を掛けられた中野は、駒大の篠原倖太朗(2年)、青学大の横田俊吾(4年)を引き離し、5キロ地点で7秒差をつけた。その後もペースを緩めることなく、区間賞の走りでリードを広げた。
最終的に往路優勝は逃したものの、果敢な攻めで上位に食い込んだ。藤原監督は「我々としては自信を持って(区間の)配置できていた。外から見ると2区と3区が逆じゃないかと思われたかもしれないが、一番自信の置けるオーダーがあれだった」と振り返った一方で、V逸については「監督としての力量の差かな」と悔しさをにじませた。
ただ、往路優勝の駒大とはわずか30秒差。往路での流れを復路につなげ、表彰台を勝ち取ることはできるか。











