GLEAT30日の東京ドームシティホール大会で、異色の〝ピザ職人レスラー〟ルイージ・プリモが初来日を果たした。

 実際にピザ配達店で10年間の勤務経験があると言われるプリモは、ピザ生地を持ちながら試合するという奇抜なスタイルがSNS上で話題に。初来日となったこの日の大会でCIMAとシングルマッチで激突した。

 プリモはリングコスチュームの上にエプロンを着用。ピザ生地を片手にリストの取り合い、打撃、フォールもこなす器用な戦いぶりを見せつける。ところがピザをCIMAに奪われると急に弱くなるという弱点も露呈。何とかレフェリーからピザを返してもらうと、スイングDDT、変型ネックブリーカーで再び攻勢に出るなど、どこまでも特異な男だ。

 ピザを回しながらのロープ渡りに失敗し、股間をロープに強打したプリモはまたしても失速。最後はパーフェクトドライバーからのメテオラに沈んだが、強烈なキャラクターでファンから拍手喝采を浴びた。

 プリモを招聘し、対戦相手も務めたCIMAは「最初は何というレスラーがいてるんやと衝撃を受けたんですけど、すぐにリデット(エンターテインメント)の鈴木(裕之)社長から『何とかコンタクトを取れないか』ということになって。彼も僕らのことを知ってくれていたので、とんとん拍子でビザの取得に進んで」と参戦の経緯を説明。

 GLEATの本流はあくまでG―REX選手権をはじめとしたタイトル戦線ではあるものの「『世界は広いぞ』『プロレスっていうのは楽しいんだぞ』っていうのをGLEATで知ってもらえる、うってつけの選手だったんじゃないかと思います。ただ対戦相手はものすごくスキルいります」と笑みを浮かべながら高く評価した。

 さらにCIMAは「GLEATはファンを熱狂させるためにやってるので、皆さんが望むならルイージ・プリモ、また8000キロかけてデリバリーかけて来てくれるんじゃないですかね。(プリモ以外にも)まだまだいますんで。鈴木社長も熱い気持ちがあるので、来年以降もどんどん呼んでいきたいと思います」とキッパリ。今後も未知なる海外選手の発掘・招聘を予告していた。