愛弟子よ、さらに頭を使え――。巨人・亀井善行打撃コーチ(40)が悩める後輩・松原聖弥外野手(27)へゲキを飛ばした。

 今季から師匠・亀井が背負っていた背番号「9」を継承した松原だったが、飛躍への期待とは裏腹に、出場試合数はわずか50試合、打率1割1分3厘、2盗塁と低空飛行。「守りに入ってしまった。気持ち新たにいきたい」と、来季からはかつて背負った背番号「59」に再び変更することとなった。

 これには亀井コーチも「そこ(9番再奪取)を目指して頑張ってほしいね。(9番が)空くなら空くでまた目指してほしいし、誰かが付けたとしても目指してほしい。そういう気持ちがないと」と複雑な心境。「僕もよく似てますよね。成績出した次の年はダメでしたから。がむしゃらにやった次の年って難しいんですよね。彼もそうだったと思う」と、もがき苦しみながら活路を見いだした自らの現役時代とも重ね合わせた。

 必死に這い上がる姿を見守る一方で、後輩の姿勢には気になる点も…。「本当に考えているのかなというのはありました。『(考えて)やっているんですよ』と言ってるんですけど、本気じゃないな、と僕は感じていて」と辛口評価。「もっとどうやって一軍に入っていくか考えてもらって、みんな言うことは厳しいんですけど、やっぱり彼が、生え抜きがスタメンを取らないと、ジャイアンツがおかしくなっちゃうから」と愛のあるゲキを飛ばした。

 潜在能力と伸びしろに期待しているからこその厳しい発言でもある。「応援はしたいなと思います。もう1回初心に帰って、しっかり練習してほしいなと思いますけどね」。果たして松原は師匠の期待に応え、再び背番号「9」を継承し直すことはできるのか。