Jリーグが20日に理事会を開催し、ルヴァンカップの大会方式の変更を発表した。

 まずは来年、これまで決勝トーナメントから出場していたアジアチャンピオンズリーグ(ACL)参加チームが1次リーグからの出場となり、J1から降格したJ2の2チームを加えて20チームによる争いとなる。アウェーゴールは廃止されることになった。

 さらに2024年からは、J1、J2、J3の全60クラブが参加する大胆な改革が実行されることも決まった。

 会見した野々村芳和チェアマンは「ルヴァンカップは今までは18クラブの大会だったものを60クラブの大会とすることで、大会の価値を上げる狙いがある」と説明。さらに、期待される副次的な効果も強調した。

「今回、W杯でPK戦というところで議論された。カップ戦が増えるということは、必然的にPK戦も増える。何かがかかった試合でPK戦をやる上で〝慣れる〟というのが一番大事な部分なので、国内の大会でそういう場面が増えるのは想像できる」と語った。

 カタールW杯では史上最多となる5回のPK戦が行われ、森保ジャパンも決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦でPK戦の末に涙を飲んだ。出場国の実力が拮抗するにつれてPK戦の重要性が増していくことが予想され、日本代表も今後は国際親善試合などでPK戦の実施を模索する方針。Jリーグも真剣勝負の舞台でPK戦をより多く実施する方向性となる。

 日本サッカー界が一体となってPK戦の強化に乗り出す。