中日からDeNAへトレード移籍した京田陽太内野手(28)が19日、〝弟分〟の中日・土田龍空内野手(19)を来季のゴールデン・グラブ賞争いのライバルに指名した。この日、東海ラジオの「Live Dragons!」に一緒に出演。番組出演後、京田は「お互いショートなので、一つしかないゴールデン・グラブ賞を来季は土田と競いたい」と呼びかけた。

 もっとも今季の京田は6年目にして自己ワーストの43試合の出場にとどまり、打率1割7分2厘と低迷。それだけに新天地では「僕自身もしっかり試合に出続けないとそういうところまでいけない。最近は休みの日はしっかり休んでいたというところがある。若いころは奈良原コーチに月曜の休日にもノックを打ってもらったりしていた。今まで通りやっていても同じような結果しかでないと思うので、何かを変えないといけない」と明かす。

 一方、高卒2年目ながら遊撃スタメンではチーム最多の57試合に出場し打率2割4分8厘、12打点をマークした土田は、来季は全143試合出場を目標に掲げる。京田の〝挑戦状〟を受けて「僕も目指すところはゴールデン・グラブというのがある。その中で京田さんは大きな壁。いつかは超えたい」と燃えている。

 同じ遊撃ポジションでありながら2人は公私ともに仲良しの関係で「思い出の場所? 特別なところは行っていないが温泉とか、アウトレットへ行ったりはしたかな」(京田)。それでも京田が教えなかったことがある。「たまに『やっぱ143試合に出続けるのはきついですか?』って聞いてくる。相当きつい、大変だぞ、とは言った。『じゃあどうすればいいですか?』と聞かれたけど、そこは自分で考えろとは言った」と説明する。

 簡単に〝答え〟は与えられるものでなく〝盗め〟というメッセージに感じ取っている土田は「そういったところも京田さんのやさしさなんじゃないかなと思う」と感謝。京田の背中から学んできたことを結果に変えるつもりだ。京田と土田の〝師弟関係〟によるゴールデン・グラブ賞争いが楽しみとなってきた。