DDTの上野勇希(27)が、KO―D無差別級王者・樋口和貞(34)との前哨戦を制した。

 29日の東京ドームシティホール大会での同王座戦を控え、15日の東京・新宿大会では小嶋斗偉と組み、樋口、石田有輝組と激突。先発で対峙した2人は、緊張感あふれるグラウンドの攻防を展開した。

 樋口から強烈なチョップを3連続で受けた上野は、これでスイッチオン。エルボーを打ち返し、串刺しのおっぴろげアタックを炸裂させた。その後も両者一歩も譲らない攻防を繰り広げ、上野がトペ・コンヒーロを発射すると、樋口から後頭部へのシャイニングウィザードを食らい両者ダウンしてしまう。
 
 それでも最後は、奮起した小嶋が石田を沈めて勝利。パートナーをたたえた上野は「樋口さんはデビューした時からずっとすごい。すごい以外の言葉が出てこない」と認めつつ「でも、僕がチャンピオンになった方が面白い。ユニバーサルと無差別を持ってDDTの一番になります」と宣言した。

 DDTユニバーサル王座を保持するハイフライヤーが年内最後の大一番を制し、2冠王者として激動の2022年を締めくくる。