ここからがスタートだ――。フィギュアスケートのジュニアグランプリ(GP)ファイナル2日日(9日=日本時間10日、イタリア・トリノ)、女子フリーが行われ、ジュニア1年目の島田麻央(14=木下アカデミー)が135・88点をマーク。合計205・54点で初優勝を果たした。

 2009年大会の村上佳菜子以来、日本女子5人目の覇者となったが、島田に浮かれる様子はない。冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の着氷が乱れると、続く4回転トーループは回転不足。日本女子初の国際スケート連盟(ISU)公認大会での4回転トーループ成功を逃した。初Vに「うれしい」と初々しい表情を見せた一方で「演技には満足いっていない」と唇をかむ場面も見受けられた。

 自身の名前の由来となった浅田真央もかつてジュニアGPファイナルを制し、世界へ羽ばたいた。憧れの先輩の背中を追いかける島田は「浅田真央さんみたいな見ている人が笑顔になるような演技をして、五輪や世界選手権で優勝できるような選手になりたい」と力強く宣言。国際舞台で得た学びを胸に、推薦で初出場する全日本選手権(22日開幕、大阪・東和薬品ラクタブドーム)に挑む。