プロ野球初の試みとなる「現役ドラフト」が9日に非公開で開催され、ソフトバンクの大竹耕太郎投手(27)が阪神に移籍することが決まった。

 熊本出身の大竹は、2017年育成ドラフト4位で早稲田大から入団。1年目の7月末に支配下昇格を果たし、8月1日の西武戦で8回2失点の好投を見せて初先発初勝利を飾るなど、育成出身選手として道を切り開いてきた。今季は2試合の登板にとどまり、一軍での出場機会が限られたが、先発を担える貴重な左腕だ。高校時代に熊本・済々黌のエースとして聖地・甲子園を沸かせた大竹。新天地での活躍に期待がかかる。
 
 大竹は球団を通じて「大した実績がなかった僕の可能性を見出し、プロ野球選手にさせてくれたホークスには感謝してもしきれません。ホークスには小さな頃からファンクラブに入るほど思い入れがあり、地元・九州ということもあり、ここで育ててもらいプレーしたことは人生の財産です。個人的には寂しい思いはありますが、選手としては、新天地でひと花咲かせようという気持ちになっています。阪神はホークスと同じようにファンが熱いチーム。伝統もあり、あの甲子園で投げられると思うと今から気が引き締まります。これまでお世話になった関係者の皆さん、応援してくれたファンの皆さん、ありがとうございました。これからも僕らしく頑張ります」とコメントした。