ソフトバンクの大竹耕太郎投手(26)が13日に2度目の契約更改交渉に臨み、保留した前回提示額と同じ300万円ダウンの年俸2100万円でサインした。7日の交渉では「自分の中の思いと球団側の方針のギャップがあった。不満とかではなくて、一度落ち着いて考えたかった」と保留理由を改めて説明。年に一度、フロント幹部とヒザを突き合わせる貴重な機会を生かして、1回目の交渉では思いの丈をぶつけていた。

 時間がたつにつれて、球団側の気持ちに寄り添う姿勢に納得感が増していった。球団側の譲れない査定方針についても理解はできていた。提示額が変わらずとも判を押すつもりで臨んだ今回の交渉は「5分も話していないくらい」で終了。すがすがしい表情で「今日の交渉、話し合いはよかった。来年しっかり頑張って、その分を上げてくださいと(球団に)言いました」と来季を見据えた。

 今季の大竹は開幕ローテーション入りを果たしたが、自己最少となる一軍登板2試合。交渉後に取材に応じた三笠GMは「ファームで結果を残しながらも、なかなか一軍に声がかからないと。そういう立場はなかなか成績にも難しいというのは球団としても理解するところ。一方で、基本的にはどれくらい一軍で成績を残すかということを大前提に年俸提示をする。我々としてもそこは崩さないというところの兼ね合いだった。大竹選手としても、球団としても(お互い)理解できたのでよかった」と、2度にわたった交渉を振り返っていた。

(金額は推定)