西武・平良海馬投手(23)が2日、契約更改交渉に臨み7000万円増の1億7000万円を保留した。
〝争点〟は金額面ではなくチームの起用法だった。
開口一番「保留です」と切り出した平良はこの日の球団との交渉内容についてこう説明した。
「主に配置(の話)で、先発か中継ぎかの話をしていて『来年23年シーズン中継ぎをしたら、24年シーズンは先発をやってもいいよ』という事をいっていたんですけど、ボクは2019年から『先発をしたい』といってまして、ずっと『やらせられない』というのが3年間続いていた。それでさすがに4年目は中継ぎではやれないぞ、と思って(渡辺)GMに『ボクは先発がしたい』と話しました。だからサインはしません」
直前に2億7000万円の1年契約で更改した打撃二冠王の山川の和やか会見が吹き飛ぶ若きセットアッパーの強い決意がにじむ保留会見だった。
すでに松井稼頭央監督(47)にも直接直訴をしたという平良は「『(監督からは)中継ぎで行きたい』と言われ『それはできません』と言いました」と一歩も譲る気持ちはないという。
以前から訴え続けてきた先発へのこだわりを平良は「正直このまま中継ぎをやり続けるのは楽といえば楽なんですよ。でも、中継ぎはイニングを投げられないですし、ゲームを左右することはできない。やはり先発に挑戦してチームを変えるようなピッチングをしていきたい」とした。
過去にオープン戦での先発テストはあったが、それは本人のガス抜き的な登板だった。
しかし、今回の平良は「(先発への)チャンスもないということで個人的に不公平が募って今、大爆発です。(1億7000万円の)金額はもうOK。やはり気持ちですよね。普段、気持ちはあまりないんですが、3年間(の思いが)募って打爆発。もう爆発してこうなりました」と語気を強める。
西武ブルペンを支えてきた絶対的セットアッパーによる〝平良の乱〟が予告なくボッ発した。
(金額は推定)












