新日本プロレス30日静岡大会「ワールドタッグリーグ」公式戦で、棚橋弘至(46)、矢野通(44)の「トオルとヒロシ」が後藤洋央紀(43)、YOSHI―HASHI(40)の「毘沙門」を撃破し2勝目をあげた。

 前年度覇者として連覇を狙う毘沙門の多彩な連係攻撃を前に主導権を奪われた。ハイフライフローをヒザで迎撃された棚橋は、隠し狭間(変型トラースキック)から激烈一閃(合体式牛殺し)と連続で浴びてしまう。

 それでも消灯(合体バスター)だけは阻止すると、YOSHI―HASHIにスリングブレイドで反撃に出る。コーナーポスト上での激しい攻防を繰り広げているところで、矢野が鬼殺しを決める絶好アシスト。最後はハイフライフローで華麗に圧殺してみせた。

 この日は声出し応援可能な大会として開催された。メインで勝利を収めた棚橋は「こういった状況が、一日も早く(日本全国に)戻ってくるように、みんな気を付けて生活して僕たちも頑張っていきます!」とマイクアピール。代名詞でもあるエアギターと「愛してま~す!」の大合唱で締めくくった。

 開幕から2連敗を喫するも、逆襲の2連勝で星取りを五分に戻した。「まだ公式戦残ってるから。俺もトオルもスロースターターってことで。ここからバリバリ全開で行くんで、そこんとこ夜露死苦!」と言い切った棚橋が、怒とうの巻き返しを狙う。