中日の岡林勇希外野手(20)が29日、都内で行われた「三井ゴールデン・グラブ賞」(GG賞)の表彰式に出席。高卒3年目の外野手部門では1994年のイチロー(オリックス)以来となる栄誉を手にした。
外野手の有資格者17選手のうち、191票の塩見(ヤクルト)に次ぐ2番目の173票を集めて選出。金色のグラブ形トロフィーを受け取り「今年1年、この賞を目指してやってきたので、すごくうれしいです。これがほしいがために頑張ってきた」と喜びを爆発させた。高い脚力を生かした広い守備範囲とリーグトップの7補殺を誇る強肩を持ち「肩には自信があるので、その数字はすごくうれしい」と言いながらも「もっともっと継続してやっていきたい。この賞を取ったからといって基礎を怠らずに、練習の時は基本ばかりやろうと思う」とすぐに気を引き締めた。
今季は初の開幕スタメン入りを果たすと、チーム最多の142試合に出場して外野のレギュラーの座を獲得。GG賞だけでなく、161安打を放ち、リーグ最多安打のタイトル、ベストナインの称号も手にし〝3冠〟の躍進を見せた。
前日28日は球団から新外国人としてメジャー通算41本塁打のアリスティデス外野手(28=前レッズ)の獲得が発表。立浪監督はアキーノを右翼で起用する方針のため、今季は主に右翼を務めた岡林は来季から中堅に専念することになりそうだ。早くも来季へ向けて「センターが簡単とは言わないけど、僕の中では守りやすい。広い守備範囲を守るのもセンターこそだと思うし、そこはもう両翼関係なく自分が取りに行くつもりでやっていこうと思う」と意気込んでいる。
その上で、中堅守備でのレベルアップや注意点について言及。「打球のポジショニング、両翼に対する声かけを、もっと極端にやっていかないといけない。今年に関しては右中間、左中間へ抜けることが多々あった。そこを確実に減らさないと投手も長打で点が入るということがある。広いバンテリンドームでは両翼が年上でも自分がもっと指示をしてやっていきたい」と奮い立っている。
GG賞、最多安打、ベストナインと〝3冠〟を達成して覚醒し、来季4年目を迎える岡林の自覚は立浪竜にとって頼もしい限りだ。












