フィギュアスケート女子で北京五輪銅メダル&世界選手権金メダルの坂本花織(22=シスメックス)の〝勝負強さ〟に、海上保安庁も着目していた。

 坂本は現在、第5管区海上保安本部(兵庫・神戸市)のPRポスターに起用され、海上保安庁の白い制服を身にまとい〝かおちゃんスマイル〟を披露している。制作にあたり、同本部の担当者は「神戸出身で今も活躍されていて、若い人にも認知されているので依頼させていただきました」と起用した意図を説明。現在庁内に張られているポスターは、今後公共施設や商業施設にも張り出される予定だという。

 現役で活躍する五輪選手とコラボした取り組みは今回が初めて。大抜てきには坂本の競技に対する姿勢も関係している。同担当者は「国際舞台で活躍され、結果も残してきました。大きな壁を乗り越えるという点で、私たちの仕事と重なるようなイメージがありました」と明かす。立場は違うが、日々プレッシャーと戦い結果を出す姿勢は同じといえるのだろう。

 坂本は今季、グランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカで優勝。勝てば4年ぶりとなるGPファイナル(12月8日開幕、イタリア・トリノ)出場が決まるGPシリーズ第5戦NHK杯(18日開幕、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)に臨む。17日の公式練習でジャンプなどを入念に確認。「チャンスが目の前まで来ているので、しっかりつかみ取れるように頑張りたい」と宣言した世界女王が、天下一品の強さを発揮する。