新日本プロレス来年1月4日東京ドーム大会で成田蓮(24)との「NJPW WORLD認定TV王座初代王者決定トーナメント」決勝戦に臨むザック・セイバーJr.(35)が〝ストロングスタイル闘争〟を呼びかけた。

 試合形式が15分1本勝負の新設王座をかけたトーナメントを勝ち上がった両雄は、年間最大興行でベルトをかけて激突する。12日の愛知・安城大会では6人タッグ前哨戦で対戦。ザックは成田とコブラツイストのかけあい、サッカーボールキックの打ち合いと一歩も譲らない攻防を展開し対抗心をむき出しにした。

 柴田勝頼がコーチを務める米国・LA道場で海外武者修行を積んだ成田は10月に凱旋帰国し「サン・オブ・ストロングスタイル」の異名を持つ。ザックは「アイツのレベルは高い。伝統的な日本のストロングスタイルを継承するところもいいよ」と実力を認めつつ「でも俺は20年間にわたりストロングスタイルなプロレスをしてきたぞ」と言い切った。

「俺は英国でブリティッシュスタイルを学び、日本のドージョーでも修行した。その両方のスタイルをパーフェクトに兼ね備えている。これがアントニオ猪木が描いていたビジョンだろ? ストロングスタイルのルーツはカール・ゴッチとビル・ロビンソン。彼らの原点は英国・ランカシャー地方のビリー・ライレージムだ。それが新日本の原点だ」と、自身こそがストロングスタイルの〝正当後継者〟であると主張した。

 さらに「成田は素晴らしい日本のストロングスタイルを持っているが、まだまだ若いし新日本でしか戦ったことがないだろ? 俺は世界中のリングで戦い、WWEにはノーを突き付けた。パーフェクトなのは俺の方だ。成田にチャンスはない。俺は世界最高のテッカーズ(テクニック)を持っている。成田、俺は楽しみにしているよ」と、初代王座へ自信をみなぎらせた。