新日本プロレス12日の愛知・安城大会で、タイチ(42)がKOPW保持者・鷹木信悟(39)からフォール勝ちを収め争奪戦実現に前進した。

 今年は「ワールドタッグリーグ」(22日、後楽園で開幕)には出場せずにKOPW奪回に狙いを定めたタイチだが、現在争奪戦で2連敗中とあって鷹木に却下されている。この日の大会ではエル・デスペラードとのタッグで鷹木、高橋ヒロム組と対戦した。

 鷹木のパンピングボンバーを浴びて窮地に陥ったタイチは、「シンゴ・イズ・マイ・ダディ」と書かれたTシャツの着用を強要される。鷹木よりも立場が下であることを認める屈辱的なTシャツを手渡されたタイチは、KOPW挑戦を認めさせるために渋々着用…したかに見えたがもちろんこれは三味線だった。

 直後に両手でTシャツを引き裂くと、怒って突進してきた鷹木に豪快な左上手投げ。最後は敗れたTシャツをかぶせてのタイチ式外道クラッチで3カウントを奪ってみせた。

 試合後のバックステージでは鷹木のコメント中に乱入。「何がやりたいんだコラ。トロフィーどこ行ったんだコラ。(争奪戦を)やるんだな? こういうのは挑戦表明したヤツが勝ったらだいたいやるんだよ」と改めて挑戦を表明した。

 しかし鷹木は「残念だったな、タイチ。今日、菅林(直樹)会長来てたから俺も聞いたんだよ。今年最後にふさわしい場所でKOPW争奪戦をやれるところはないかと。仙台(12月14日)はジュニアとヘビーのタッグ(リーグ戦優勝決定戦)の後ろだろ? セミ前じゃなあ…。後楽園(12月22、23日)はクリスマス前だから俺、忙しいだろ? 残念だが争奪戦やる場所が今のところねえんだよ」と日程問題を指摘し改めて拒絶。これを受けてタイチは「メインだったらやるんだな? ふさわしい場所があるんならやるんだな? やるんだな、コラ。よし分かった。場所だな? 場所あるならやるんだな、コラ。言ったな? 言ったなコラ。よーし、言った言った。10・8東京ドーム、押さえろコラ!」と長州力の口調で、KOPW戦にふさわしい舞台を用意することを宣言した。

 果たして年内最後のKOPW戦を行う会場は見つかるのか――。