来季こそやってもらわないといけない。V奪回を目指すソフトバンクで大物外国人、フレディ・ガルビス内野手(32)の〝2年目の逆襲〟に期待がかけられている。
ガルビスは2017年、18年にメジャーで全試合出場を果たした実力者。補強の目玉として当時の為替レートで2年総額8億円強の大型契約で入団した。しかし、38試合で打率1割7分1厘、2本塁打、11打点と低空飛行を続けた。今季の大きな誤算の一つだった。
ただ、性格は至ってマジメで、メジャー経験豊富な〝ホンモノ〟のオーラが感じ取れるのも確か。ガルビス本人もシーズン中には打撃を大きく変える決断はできなかったが、日本野球への対応に気づきもあったとのことで「ゼロからやるつもりでしっかりとした準備をしてくる」と気合の宣言もしているという。
その心意気は買いたいところ。それに来年は2月1日のキャンプインに合わせて来日する。球団内でも「今年はコロナの関係で開幕前ギリギリに来日し、期待された結果を残せないあせりから空回りしてしまった面も少なからずあった。当然、相当な悔しさがあったみたいだし、来季こそは見返す活躍をしてほしい」とエールが送られている。
昨今の日本球界では投手力の全体的な向上に加え、コロナ禍の影響もあってか、外国人野手の低迷が目立っている。しかも急激な円安の進行もある。ソフトバンクは対価に見合う金銭面の痛手は気にしないが、それでも全く未知数の選手に日本人野手との比較で高額な年俸を要することは避けたいところだ。
外国人野手3人体制が想定されている中で計算が立つ他球団からの獲得も難しく、秋季キャンプで米独立リーグ2冠のホーキンスの入団テストが行われた事情もある。そのホーキンスもテスト終盤は失速してしまった。新外国人の活躍度は未知数と言わざるをえない。
そもそもガルビスはチームの主軸候補と見込んで獲得した実績十分の大物選手。それが日本球界で屈辱を味わいモデルチェンジを模索してまでリベンジを誓っているとあれば…。果たして大化けなるか。












