〝イッテンヨン〟に参入じゃ! 邪道・大仁田厚(65)が、来年1月4日に都内での興行を計画していることが分かった。

「1月4日だけどさあ、来年はそこで大会をやろうと思ってる。イッテンヨンって新日本プロレスだけのものじゃないだろ? 俺がやったら面白いと思ってね」と明かした。

「イッテンヨン」として毎年恒例となった1月4日は、来年も新日本プロレスが東京ドーム大会を開催。10月1日に死去した団体創業者、アントニオ猪木さん(享年79)の追悼大会として行われ、IWGP世界ヘビー級王者ジェイ・ホワイトにG1クライマックス覇者のオカダ・カズチカが挑戦する。

 イッテンヨンは世界中のプロレスファンの間でも定着し、コロナ禍前は同大会に合わせて各国からプロレスファンが日本に集結。1月4日前後に興行を行う他団体の会場にも、外国人ファンが多く訪れた。

 その日本プロレス界最大の祭典の日に、邪道が参入するというから穏やかではない。すでに都内の会場候補地をリストアップし、最終調整に入っているという。しかも「俺が普通に興行をやっても面白くないだろ? もちろん、邪道流のイッテンヨンになるよ」とにやり。電流爆破マッチなのか、何か別のことを考えているのか…。

 ちなみに大仁田は1999年の1・4東京ドーム大会に参戦。佐々木健介に炎を投げつけ反則負けした。「新日本プロレスさんよ、これが俺の生き方じゃ!」。大ブーイングに包まれながら放った当時の試合後と同じコメントを吐いた邪道が何をたくらんでいるのか。