箱根路の行方は? 全日本大学駅伝(6日、名古屋・熱田神宮~三重・伊勢神宮間)、駒大が大会新記録となる5時間6分47秒で3年連続15度目の優勝。10月の出雲駅伝に続き、今季2つ目のタイトルを手にした。

 3区で主将・山野力(4年)が首位に立つと、エース区間の7区では田沢廉(4年)が49分38秒の区間新記録をマークした。2区の佐藤圭汰、4区の山川拓馬の両1年生も好走。大八木弘明監督(64)は「選手たちが攻めの走りをしてくれた」と目を細めた。

 帝京大時代に箱根駅伝を走った経験を持つランニング×コメディー系ユーチューバーのたむじょー(25)は「田沢選手1人に頼りきりではなく、1年生が8区間の中に2人出場しているのは、チームのバランスがいい証しだと思う。1年生はなかなか力がないと起用できないと思うので、その分チームも盛り上がっていると思う」と強さの要因を分析した。

 同大史上初の3冠に王手をかけた一方で、来年1月の箱根駅伝で最大のライバルはやはり青学大だ。たむじょーは「この2校はミスがなければ、ほぼ互角の争いをするのでは」と予想した上で「駒沢さんは安定してミスなく走れる選手が青学さんより多いので、信頼できる選手が多いというイメージがある。優勝すると今までやってきたことが間違えていなかったという気持ちにもなるので、そこがまた強さにプラスされるのでは」との見方を示した。

 山野は「あとはラスト1冠の箱根駅伝でしっかり優勝して、監督を満面の笑顔にさせたい」。悲願達成に向けた準備は整った。