全日本大学駅伝(6日、名古屋・熱田神宮~三重・伊勢神宮間)のエース区間7区(17・6キロ)では、ハイレベルな戦いが繰り広げられた。

 3連覇を狙う首位の駒大は、大黒柱の田沢廉(4年)を満を持して起用。序盤から圧巻の走りを披露した一方で、4年ぶりの優勝を目指す青学大の近藤幸太郎(4年)も果敢に攻める。13キロ過ぎ時点で田沢が2秒リードする展開だったが、最後は田沢が突き放し、49分38秒の区間新記録をマークした。近藤も49分52秒の好タイムだったが1万メートルで日本歴代2位(27分23秒44)の記録を持つ田沢に、学生ナンバーワンランナーの意地を見せつけられた形となった。

 レース後、田沢は「走る前の状態は今回よかったので(大八木弘明)監督には言っていなかったけど、自分の中では49分台を目標に走った。最初は抑えていったので、後半から焦らずに自分のペースを刻んで確実に49分台で走ろうと思った」と充実の表情を浮かべた。