優良助っ人が大舞台でも輝いた。巨人のアダム・ウォーカー外野手(31)が6日に行われた侍ジャパンとの強化試合(東京ドーム)に出場し、一時勝ち越しとなる3ランを含む3打数2安打1打点の活躍を見せた。

 同点にされた直後の4回無死一、三塁で迎えた第2打席。相手先発・与座が投じた初球・低めのスライダーを完ぺきにヒッティングすると、白球は左中間スタンドへ一直線。「得点圏での打席だったので、最低犠牲フライを狙っていきました。それが本塁打という最高の結果につながり良かったです」と笑顔を見せた。

 2回の第1打席でも中前打を放っており、代表戦でマルチ安打をマーク。満員の観衆を前に自慢のドレッドヘアが力強くなびいた。

 来日1年目の今季は合流当初こそ守備難に苦しんでいたものの、亀井コーチとの二人三脚での練習で徐々に改善。打撃では打率2割7分1厘、23本塁打、52打点の成績を残した。

 向上心も高く、シーズン終了後の秋季練習に助っ人としては異例の参加を果たすと、その後の宮崎秋季キャンプにも参加。激動の1年を過ごしたが「素晴らしいスタッフ、チームメートに囲まれてすごく充実した1年になりました。来年もまた充実した1年になるように頑張りたいと思います」と振り返ると、ファンに向けても「いつも応援していただきありがとうございます。オフシーズンはまたファンの方が喜んでもらえるように、野球を楽しんでもらえるようにしっかりと鍛えていきます。また来年、球場でお会いしましょう」と再会を約束した。