米国・AEWの「AEW ランペイジ」が4日(日本時間5日)に行われ、新日本プロレスの柴田勝頼(42)がオールアトランティック王者のオレンジ・キャシディに挑戦。激闘の末に敗れたものの、約5年半ぶりのタイトルマッチで完全復活をアピールした。

 黒のショートタイツ姿の〝ザ・レスラー〟がリングに登場すると、現地の会場は大歓声に包まれた。柴田の試合をスペシャルコメンテーターのマイク・タイソンが解説するという、プロレスファンにはにわかに信じがたい光景が展開された。

 コーナーへの串刺しドロップキック、卍固め、デスバレーボムと次々と得意技を繰り出していった柴田は、gо 2 sleepを狙って相手を担いだところをカッターで切り返され、ビーチブレイクで形勢逆転を許す。それでもオレンジ・パンチを浴びながらも仁王立ち。スリーパーホールドからバックドロップで攻勢に出た。しかし必殺のPKを狙って走り込んだところにカウンターのオレンジ・パンチを合わせられ、そのまま3カウントを奪われてしまった。

 柴田は2017年4月両国大会のオカダ・カズチカとのIWGPヘビー級王座戦後に急性硬膜下血腫と診断されて長期欠場。18年からはLA道場のコーチとして後輩の指導を行う傍ら、復帰を目指してトレーニングを行っていた。

 そして21年10月の日本武道館大会でザック・セイバーJr.とグラップリングルールの試合を行うと、22年1月4日東京ドーム大会では成田蓮と対戦。当初は打撃なしのキャッチレスリングルールが予定されていたが、試合当日に通常ルールに変更し、プロレス復帰を果たしていた。

 試合後のリング上ではキャシディと並んでサングラスをかける光景も見られた。敗れはしたものの米国・AEWのタイトルマッチという大舞台で躍動した柴田には大きな歓声と拍手が送られた。