新日本プロレスを支配する「ユナイテッド・エンパイア」グレート―O―カーンの独占インタビューにまたしても成功した。5日のエディオンアリーナ大阪大会ではジェフ・コブとIWGPタッグ王者の「FTR」(ダックス・ハーウッド&キャッシュ・ウィーラー)への挑戦、20日の東京・有明アリーナ大会では〝魔界の住人〟グレート・ムタ戦を控えるなど相変わらず話題だけは豊富。余の怒り、知略、野望を存分に聞くがよい――。
――今シリーズのTV王座決定トーナメントは残念ながら初戦敗退
オーカーン(以下・余) いや、インタビューに来るのが遅くないか? 普通は開幕前に話を聞きに来るじゃろ。しかも余が毒霧を浴びた写真をあんなに大きく掲載しおって…。
――無礼をお許しください。まさかムタが乱入してくるとは…
余 むむ。少なくとも余は怒ってる。あのTV王座は、珍しく余が命を背負って真剣勝負に挑んだのじゃ。ああいう形でぶち壊されたことに遺憾の意を示す。
――ムタとは有明大会で6人タッグ戦が決定
余 さらに腹立たしいのは、ムタの引退ロードとして余が中邑真輔やらスティングやらと同格に扱われておることじゃ。旬の過ぎたオッサンどもと同じにするでない。始まってんだよ! 世代交代! 以上!
――有明後のムタの試合スケジュールに不満が
余 おまえもしかしてまだ、自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね? 新日本〝ラストマッチ〟と自分で言ってたろ。ムタは11月20日の有明で余が処して、魔界の力を支配してやる。もう後戻りはできんぞ、巻き方を忘れちまったからな。ムタがいなくなっては是非もない、来年1月1日ノア日本武道館に乗り込んで中邑と戦い、1月22日の横浜アリーナではスティングとタッグを組んでやろう。
――ムタの引退ロードを余が引き継ぐと
余 思い出と戦っても勝てねえんだよ。ゆえに戦えるうちに戦っておく。ま、言ってしまえば中邑も、デビューわずか2年で書籍「帝国書記官のおしごと」が出版される余とは役者が違うがな。
――中邑はデビュー2年足らずでIWGPヘビー級王座を取っています
余 …天才はいる。悔しいが。って無礼者! ムタは余とのシングルマッチに恐れをなしてオカダ(カズチカ)やら矢野(通)に助けを求めたんじゃろ。しかし中邑とはシングルでやるということは、間接的に余の方が中邑より強いと言っているようなもんじゃ。1番スゲェのは余なんだよ!
――無礼をお許しください。ムタとの抗争だけでなく5日大阪大会ではFTRへの挑戦も決定
余 うむ。あと1日で夜が明ける。夜が明けるとどうなる? 知らんのか、卑怯なアイツらに朝食代わりのパンケーキホールドを食らわせる時だ。余たちがベルトを奪われた時はいつも3WAYとかいうワケの分からないルールだったからな。通常のタッグマッチであれば勝ったな、ガハハ。
――何でも秘策も用意してあるとか
余 そうじゃ。当日はセコンドとしてスペシャルな新同盟者を連れてきてやる。ヤツは大阪がホームじゃからな。大阪の愚民たちも帝国の軍門に下ることになるじゃろ。
――ベルトを取り戻して王者として「ワールドタッグリーグ」(21日、後楽園で開幕)に出ると
余 そのまま優勝して余たちが最優秀タッグであると証明する。もしもライバルになるようなら来年の1月4日東京ドーム大会で中野たむ&なつぽいを相手にしてやる。それからジャニーズ帝国から退社した滝沢秀明殿を東京ドームへ招待し、新たに連合帝国と同盟を結び東京ドームを完全支配したい。
――いやあ、さすがに無理じゃないかな…
余 彼はアントニオ猪木から最後に3カウントを奪った男なんだろ? 燃える闘魂の追悼大会にはうってつけの人材じゃないか。余は返事を待っておる。タッキーが同盟者に加わるその前に! ひれ伏せっ愚民ども!












