チームの常勝復活へ情熱を注ぐ。ソフトバンクの王貞治球団会長(82)が21日、今季から兼務となっていた特別チームアドバイザーを来季も継続して務めることになった。
この日、所用のためペイペイドームを訪れた王会長は「ほかのことだと、この歳になると体のあちこちがとかいうのもあるけど、野球のことだけはまだまだ鮮明にね。若い人たちに伝えていけるものがあると思う」。力強い言葉で「このままというわけにはいかないしね」と続けて巻き返しへのサポートを誓った。
今季は同勝率とはいえオリックスに優勝をさらわれて2位に終わった。これまで以上に選手と近い立場で接してアドバイスを送ってきた王会長にとっても悔しいシーズンに終わった。ただ、その一方で成長を見守ってきた若手が台頭しつつある。チームとしてのクリアすべき課題も見えてきている。
チームにとって2年連続で日本一を逃すのは2013年以来。勝つ喜びを知る常勝のサイクルがチームに根付いていることは王会長も自負するところ。過去には「時間がかかったけど一度そういう流れができてしまうと選手たちの気持ちも違うからね」と頼もしさを口にしてきた。その流れを途絶えさせないためにも来季は正念場だ。
宮崎の秋季キャンプにも多忙な合間をぬって足を運ぶ予定。リベンジに向けて王会長も腕をぶしている。












