最大警戒の相手主砲に嫌な一発を浴びた。パ・リーグのCSファイナルステージ(京セラドーム)が12日に開幕。レギュラーシーズンの雪辱を期すソフトバンクは、オリックスに0―5の完敗を喫した。リーグ覇者に1勝のアドバンテージがあるため、通算成績は0勝2敗となった。ソフトバンクのポストシーズンでの連勝は18でストップ。下克上日本一へ第2戦は負けられない戦いとなる。

 相手エース・山本由伸の前に8回10三振を奪われて無得点。5回と8回に好機をつくるもホームが遠かった。「完敗」を印象づけられたのは、7回に相手4番に献上したダメ押し弾。戦前、藤本監督が今ステージを見通して「一番の警戒は吉田(正)」と語っていた打者だった。結果は、本塁打を含むマルチ安打で勢いづかせる格好となった。

 自軍の4番・柳田悠岐は相手バッテリーの執拗な内角攻めに、4打数無安打に封じられた。指揮官は「あれを、吉田にしないといけない。うちはそこができていない。山本にはそういうコントロールがあった。うちの投手は吉田に対して、当てちゃいけないけど、当ててもいいくらいの気持ちでいけるか」と、明暗を分けたポイントを挙げた。

 キーマンをいかに眠らせるか。次戦の大きなテーマとなりそうだ。